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路線価、下落率拡大

 国税庁は7月1日、平成22年分の路線価を公表しました。路線価は、相続税や贈与税を算出する際の基礎となる土地の価格で、毎年1月1日を評価時点として各国税局(税務署)が算定しています。
 全国の標準宅地の評価基準額の平均額は126千円/㎡で、前年に比べ8.0%下落、下落率は前年の5.5%から拡大しました。府県別では、大阪府で前年比9.4%減、京都府で5.6%減、兵庫県で5.9%減と、いずれも前年より下落率が拡大しています。
 当事務所前の国道の路線価も、前年の770千円/㎡から670千円/㎡に13.0%下落しており、下落幅は前年の7.2%から拡大しています(路線価図は、国税庁ホームページで過去3年分を閲覧することができます)。

 

【標準宅地の評価基準額の平均額】
               価格            増減率
 全  国      126千円/㎡      ▲8.0%
 大阪府      174千円/㎡      ▲9.4%
 京都府      135千円/㎡      ▲5.6%
 兵庫県        96千円/㎡      ▲5.9%

 

 ちなみに、路線価は公示価格の8割を目安に設定されています(公示価格とは地価公示法に基づいて、1月1日を評価時点として、国土交通省が公表する土地の価格のことで、土地取引の指標となるものです)。例えば、当事務所の近隣の地価公示ポイント(大阪北5-22、北区東天満1-7-17)の価格は730千円/㎡で、その路線価は590千円/㎡です。そこで、590千円÷730千円を計算すると0.808となり、路線価は公示価格の約8割の水準になっていることが確認できます。逆に、路線価を0.8で割れば、その土地の公示価格ベースの地価(おおよその時価)を求めることができます。

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